ふるさと米だより

米食味鑑定士が選んだ「新しい切り口」のお米をご自宅でお楽しみください。

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農時期

お米カレンダー
1月
睦月(むつき)
陰暦正月の異称
小寒(しょうかん)
この日を「寒の入り」ともいいます。寒さが一段と厳しくなる頃で、寒中見舞いを出す時季。「寒」や「寒の内」は、この日から「節分」までのおよそ1か月間で、厳しい寒さが続きます。「寒」の間に、武道や音曲などの鍛錬をすることを「寒稽古」といいます。
大寒(たいかん)
一年中で最も寒さが厳しい時季。一年のうちの最低気温が観測されるのもこの頃です。
2月
如月きさらぎ
(衣更着)
陰暦二月の称。
「衣更着」で、寒さのため衣(きぬ)を更に重ねて着たことからといわれる。
節分(せつぶん)
立春の前の日をいいます。明日から暦の上での春を迎えます。豆をまいてけがれを清め、前年の厄払いをします。歳の数だけ豆を食べると、一年間、無事でいられるという言い伝えもあります。「節分」は春夏秋冬の季節の変わり目ごとにありますが、旧暦では立春が年の始まりにあたり、特に重要視されて、今では、「節分」といえば立春の前の日を指すようになりました。
立春(りっしゅん)
節分の翌日で、「春立つ」ともいい、「立春」になることを、「寒明け」ともいいます。 雑節の八十八夜・二百十日・二百二十日はこの日から起算します。
3月
弥生やよい
陰暦三月の異称
雨衣(うすい)
雪は雨となり、氷も溶けて水となる時季。雨水がぬかるみ、草木も芽を出し始め、農家では、農耕の準備を始める目安となります。
啓蟄(けいちく)
冬ごもりをしていた虫達が地上へ這い出してくることを表す。
春社日(はるしゃにち)
春分に最も近い戊(つちのえ)の日をいい、田(土)の神様に五穀を供え、豊穣を祈ります。
春分(しゅんぶん)
真東から昇った太陽は真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなります。北半球では、この日を境に、次第に昼が長く、夜が短くなります。この日をはさんだ前後7日間が、「春の彼岸」です。「彼岸」は、現世を離れ極楽浄土の岸に到るという仏教の言葉で、墓前に花や線香を手向け、ぼた餅を供え先祖を供養する姿が見られます。
4月
卯月うづき
陰暦四月の異
清明
明るく清らかで、生き生きとしてすがすがしく感じられる頃。草木の花も咲き始めます。
穀雨(こくう)
全ての穀物(百穀)を潤す春の雨の意味で、けむるように降る雨は、田畑を潤し、穀物などの生長を助ける時季。農家にとっては、種まきの適期。
5月
睦月むつき
陰暦五月の異称
八十八夜
立春から88日目をいいます。「八十八夜の別れ霜」といい、この日からは陽気もよくなり霜の害もめっきり減るといわれ、種まき・農事の目安となる日とされます。春から夏への境の頃で、茶摘みも始まり新茶の季節となります。
立夏(りっか)
立夏から立秋の前日までが、暦の上の夏です。山々に緑が目立ち始め、夏の気配を感じ始める頃。
小満(しょうまん)
陽気もよくなり、草木なども次第に生い茂ってくる季節。麦が穂をつけ、農家では田に苗を植える準備などを始めます。
◆ 野林さんの農事記 ◆
「種子消毒」…5月13日〜イネの種籾(たねもみ)は、病気の原因となるカビや細菌に汚染されていることがあるので、種まきの前に種子を消毒します。普通は農薬を使いますが、種籾をお湯に浸たす「温湯種子消毒」という方法で,農薬を使わずに種子消毒ができます。ばか苗病、いもち病、苗立枯細菌病に対して、農薬を使った場合とほぼ同じか、それを上回る防除効果が期待できます。
「播種」…種まきのことです。苗床に種をまき、日当たり、湿度に気を付けて、保温します。
6月
水無月みなづき
陰暦五月の異称
芒種(ぼうしゅ)
麦を収穫し、田植えを始める時期。まもなく「入梅(6月11日頃)」です。芒(のぎ)は、麦や稲などの穀物の先にある針のような毛のことで、「芒種」とは、麦を収穫し、稲の苗を植え付ける時期のことを意味しています。
入梅(にゅうばい)
「梅雨(つゆ)」に入る日という意味で、この頃から梅雨になるとされます。この日から、およそ一か月間を「梅雨」といいます。「梅雨」とは、ちょうど梅の実が熟する頃に雨が降り続くことから付いたとされ、梅の実を熟させる雨という意味でもあるともいわれます。「ばいう」ともいいます。
夏至(げし)
北半球では、昼が最も長く、夜が最も短い日です。この日を境に次第に日脚が短くなって行きます。梅雨に入っていて、農家は田植えなどの農作業で忙しい毎日です。
◆ 野林さんの農事記 ◆
「田植え」…6月24日〜26日。丈夫なよい苗が育ったら、田植えです。
7月
文月ふみつき
陰暦七月の異称
半夏生(はんげしょう)
「ハンゲショウ(半夏生)」が咲き、梅雨も明ける頃と言われる時期で、田植えを終える目安となる日です。夏至から11日目をいいます。農作業を休んで骨休めをする風習がある地域や、この日の天候で稲作の豊凶を占う風習のある所もあります。
小暑(しょうしょ)
この日から暑気に入り、本格的な暑さが始まるとされます。徐々に梅雨も明け始めます。暑中となり、暑中見舞いも出されるようになります。
大暑(たいしょ)
一年中で最も暑い日という意味です。しかし、実際に最も暑いのは8月上旬頃です。ほとんどの地方で梅雨明けもしくは、梅雨明け間近となります。7月20日頃が「土用の入り」 で、立秋の前日までの、夏の終わりの18〜19日間が「夏の土用」です。「大暑」は、この「夏の土用」の期間にあります。
◆ 野林さんの農事記 ◆
「雑草防除」…7月21〜24日。草とりです。「ガンヅメ」という器具を使います。
8月
葉月(はづき)
陰暦八月の異称
立秋(りっしゅう)
きょうから、立冬の前日までが、暦の上での秋です。厳しい暑さがまだまだ残っていますが、夕方の涼やかな風に秋の気配も感じられるようになってくるころで、「秋立つ」ともいいます。立秋以降の暑さを残暑といいます。この日以降に出す手紙の時候の挨拶は「残暑見舞い」です。
処暑(しょしょ)
半月ほど前に「立秋」を迎えましたが、まだまだ暑さが残っていました。しかし、それもようやくおさまり、吹く風にも涼しさが加わってきたようです。「処暑」は、暑さが止むという意味で、朝夕次第に冷気が加わってくる時季です。収穫の候も目前となります。
◆ 野林さんの農事記 ◆
「補肥」…8月8日〜10日。肥料をまきます。
9月
長月ながつき
陰暦九月の異称
二百十日(にひゃくとうか)
立春の日(2月4日頃)から210日目をいいます。台風がやって来る厄日とされ、稲の開花期にあたる地方では、台風の被害から稲を守る警戒の目印にした日とされます。統計的にこの日が特に台風が多いというわけではなく、台風シーズンを警戒するという考えから来ていると思われます。
白露(はくろ)
野の草に宿る白露(しらつゆ)も、秋の風情を感じさせるようになる頃。夜の内、大気が冷え込むようになり、朝がた草木などに露が宿ることが多くなります。
二百二十日(にひゃくはつか)
立春から220日目。二百十日同様、台風を警戒する日です。
秋社日(あきしゃにち)
秋分に最も近い戊(つちのえ)の日をいい、田(土)の神様に初穂を供え、豊穣を感謝します。
秋分(しゅうぶん)
「秋分の日」で、「彼岸の中日」。この日、真東から昇った太陽は真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなります。北半球ではこの日を境に、次第に昼が短く、夜が長くなります。この日をはさんだ前後7日間が「秋の彼岸」です。「彼岸」は、「現世を離れ極楽浄土の岸に到る」という意味の仏教の言葉で、墓前に花や線香を手向け先祖を供養する姿が見られます。
10月
神無月かんなづき
陰暦九月の異称
寒露(かんろ)
朝露も一段と冷たく感じられ、秋が深まってくる頃。朝晩は寒気さえ感じることもあります。このころになると、五穀の収穫もたけなわで、農家ではことのほかに繁忙をきわめます。
霜降(そうこう)
朝夕の気温も下がり、霜も降り始める頃。秋も終わり、冬の到来が感じられます。
◆ 野林さんの農事記 ◆
「収穫」…10月17日〜19日。刈り取りです。
11月
霜月(しもつき)
陰暦十一月の異称
立冬(りっとう)
きょうから、立春の前日までが、暦の上での冬です。日脚も短くなり、冬の気配も感じられるようになって、「冬立つ」ともいいます。近畿・関東では木枯らしが吹き出す頃です。
小雪(しょうせつ)
わずかながら雪が降り始める頃。本格的な冬の到来がすぐそこに感じられる時季です。寒い地方では雪が山の頂を覆い始めます。
12月
師走しわす
十二月の異称。極月(ごくげつ)。語源未詳。当て字「師走」にひかれて「しはす」とも。
大雪
山の峰は雪に覆われ、寒い地方では根雪になる雪が降り始めます。北風が吹き、平地でも雪が降る頃。本格的な冬の到来です。スキー場のオープンもこの頃から。
冬至(とうじ)
北半球では、正午の太陽の高度が一年中で最も低く、昼が最も短く、夜が最も長い日です。この日を境に日脚が長くなって行きますが、寒さはますます厳しくなって行きます。地方によっては、小豆粥や小豆で煮たカボチャ(冬至かぼちゃ)を食べ、ゆず湯に入って身体を温める風習があります。